筆跡心理学(筆跡診断)とは

文字は無意識の自分のアウトプット

筆跡診断というと”占い?”と思われることが多いのですが、そうではありません。

文字には本人さえ気づかない、その人が無意識に繰り返してしまっている習慣(心のクセ)が表れています。

『文字の書きグセから自分を知る』

筆跡心理学とは書かれた文字の特徴に表れるその人の性格や行動パターンを研究分析する学問のこと。

そして、文字から、その人の本当の姿を読み取るスキルを筆跡診断と呼んでいます。

なぜそのようなことができるのかと言いますと、心と体(指先)は、表裏一体でつながっているから。
文字の書き方に表れるどんな小さな特徴でも、必ず、その人の心のクセ(日常の行動)と結びついています。

この分野は、日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパでは研究が盛ん。特にフランスでは国家資格があるほどで、性格や適性診断の他、医療や犯罪捜査など様々な方面で活用されています。

『書き方を意識して、なりたい自分になる』



次の①~④は、いずれも漢字の「口」の文字を書いたものです。
紙紙とペンを用意していただき、一度、順番に同じように4種類の「口」を書いてみて下さい。

いかがだったでしょうか?
自分にとって書きやすい「口」と、そうでない「口」があったかと思います。

文字の書き方は、心のクセ(習慣)と結びついています。
筆跡心理学(筆跡診断)では、なぜ書きやすいのか、そうでないのかの理由を具体的に説明することが可能です。

  • ①の「口」は、まじめで几帳面なタイプ。
    決められたことを、忠実にこなす人の書き方。

  • ②の「口」は、①とは正反対のタイプ。
    自由な発想で、大胆な行動ができる人の書き方。

  • ③の「口」は、考えるよりも行動。
    待つことが苦手で、忙しくされている人に多い書き方。

  • ④の「口」は、あくせく動き回るよりも、しっかり準備をしてから物事に取り組む人の書き方。

どれが良い、悪いはありません。
ご自身の書かれた「口」の文字が、ご自身が望む人物像であるならば問題ないのです。

①の「口」は、小学校で最初に習ういちばん基本的な「口」の書き方です。
基本に忠実、決められたルールをきちんと守ろうとする人は、
年齢を重ねても、このような「口」を書き続けます。

②の「口」は、①と比べ、かなり自由度が高い「口」の書き方です。
ルール通りに行動することに窮屈さを感じる人は、自由な「口」を書くようになります。

③の「口」の特徴は横に広いこと。
横線を長く書くには体力やスピードが必要です。
日頃から忙しく体を動かされている人は、体を動かすイメージと同様に「口」を書く時も横線が長くなります。

④の「口」の特徴は縦に長いこと。
「口」の一本目の縦線を長く書き始めるということは、最初に時間をかけているということです。
このような書き方をされる方は、日ごろの行動にも、同じように、動き始める前の準備に時間をかけます。


もし、今の自分とは違う自分の可能性を求めるならば、

それに合う書き方で文字を書くことで、そのような自分に近づいていきます。

簡単でコストの掛からないなりたい自分になれるイメージトレーニングとして様々な書き方を提案させていただきます。

  • 下記のような体験談をたくさんいただいています。
  • 浪費癖がなくなった。
  • キレる性格にブレーキをかけられるようになった。
  • 以前より、自分を表現できるようになった。
  • ものごとに執着することが少なって、ストレスが減った